【十干のバランス調整法⑤】戊


【戊】は土の陽で「不動」

高く大きくそびえる、

まさに不動の山です。



土は五行の真ん中なので、

愛情やお金などいろんなものを引っ張る

引力があります。

山が動かずに人々を惹きつけるのと同じですね。



戊にとって快適な環境は、

写真のようにお日様が照り、緑が育ち

土が適度に(ここが大事)湿っているような状態。

地支に戌、未、辰、丑(いずれも土)があると、

地盤がしっかりした山になります。

木との関係


土にとって木はノルマ。

自分自身を制御、コントロールしてくる存在です。


草木が土の栄養を吸収して適度に茂ると

生命エネルギーに満ちた、若々しい山になる…のですが。



ここでマニアックな話をすると、

土には二種類あるんですね。

乾燥した「燥土」と、湿りけのある「湿土」。

木が根を張るためには適度な水気が必要なので、

燥土には草木が根付きません。



木が土をいい感じに剋して根を張るためには、

命式の中に湿土(己、丑、辰)か

水(壬、癸、亥、子)を持つ必要があります。

あるいは、運気で巡るのを待つか、

それらを持つ人をパートナーにするか。



そうやって草木が根を張ることができれば、

ノルマは自分が集団のために成すこと、

集団に貢献する方向性をあらわすので

組織や社会全体を成長・スキルアップさせることに

使命感を感じそうですね。

そういう意味でも日干土の人は指導者タイプかも。

ただ草木が茂りすぎると日光も入らないし、

自分自身のエネルギーが奪われて

疲れ切った山になるので

その場合は金を使って伐採しましょう。



そして日干土の人は木がないとダメ!

というわけではないですよ~

木がない山ははげ山と言われますが


こんなふうに木がないのも

かっこよくて素敵!

見晴らしがいいので、考え方がシンプルで

山そのものの存在感が際立つので、毅然と我が道を行く感じになりそう。

火との関係



土にとって火はサポートなので

山を育み、サポートしてくれる存在です。

火は仲間や遊びをあらわすので

日干土の人は友達や仲間との結びつきが強くなりそう。


お日様が照ると山の表情が明るくなりますね。

戊って高くそびえるお山なので

威厳がある感じのイメージなのですが

丙があると温かみが増して親近感が出てくるかも。



そして丁があれば

夜の山で焚き火をしている風景になります。


焚き火の周りには自然と人が集まります。

丁があると、静かに温かく人を迎え入れてくれる山、という感じ。

逆に丙も丁もないと真夜中の山。

闇の中にそびえる山もまた神秘的です。

金との関係


金は土にとってアピール。

アピールは外側にあらわれる部分、

無意識に話していることや表情、声のトーンなど。

それが金なので、

曖昧さのないハッキリした物言いになりやすいです。

いつも冷静でハキハキ意見をいう感じ。

戊の人が信頼されやすいのはこういうところも要因かも。



そしてアピールは自分が生み出すもの、なので

自分の子どもや作品なども象徴しています。

庚や辛、申、酉を持つ戊の人は

貴金属がたくさん眠る鉱山のよう。

自分の中に眠る才能という鉱石を

掘り出して輝かせる、という生き方が合っているかも。



ただしここでも先ほどの燥土、湿土が出てきます。

金を生み出すことができるのは、実は湿土だけ!

燥土だけでは、草木が根を張ることもできず

鉱物も生み出せないのですね。

なので戊の人が鉱山のように

自らの才能を輝かせるには、

湿土や水の力を借りましょう◎

水との関係


土にとって水はチャレンジ。

適度な水量の川(壬、亥)が流れている山には

集落ができます。

水(=知性)を活かして

多くの人の役に立つことを成す、というイメージ。



水量が多すぎると土が削られ、土砂崩れになります。

その場合はどっしりした安定感がなく

流されやすくなってしまうので、

土の量を増やし(=地に足をつけた言動をする)

木を植えて(=組織の成長のため貢献する)水を吸いましょう。


また、土の人は基本頑固ですが

水がしみこむと土が固まる、ということで

より強い土になり、頑固さが増します。

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