【十干のバランス調整法⑥】己
【己】は土の陰で「広平」
平らかに広がる畑の土です。

土は稼穡(かしょく)といって
植物の種を植えて育み、実らせる力があります。
そして同時に腐らせることもできる。
人間にも、いい親もいれば毒親もいますもんね。
己にとって快適な環境は、
お日様が照り(丙、巳)
雨が降り(癸、子)
作物が実り(甲、乙、寅、卯)
そして同じ湿土がたっぷりある(己、辰)…
条件多いな!
壬だと勢いが強くて土石流になってしまいます。
また土は土でも、丑は冬の冷たく凍った土なので△。
木との関係
土にとって木はノルマ。
自分自身を制御、コントロールしてくる存在です。

土には燥土と湿土の二種類あって、己は湿土。
なので草木が土の栄養を吸収して適度に茂ると
たくさんの実りをもたらす畑になります。
日干己で木の星を持っている人は
集団や組織を育むことに使命感を感じるかも。
植物が多すぎると「成長させなければ」
という義務感に転じかねないので
その場合は金を使って少し間引いてあげましょう。
植物がたくさんある人は、
自分よりも自分の属する組織の人たち、
商品、あるいは組織そのものを
育み売り込んでいくのに向いていそう。
火との関係

土にとって火はサポート。
お日様は作物を育てるのに不可欠!
火は仲間や遊びをあらわすので
日干土の人は友達や仲間との結びつきが強くなりそう。
また、丙ではなく丁だと
焼き畑農業の畑って感じですね。
サポートは学びもあらわすので
畑を焼くことでたくさんの作物(=学び)を得ます。
そして焼いた土ってカラカラで
水分を含んでなさそう。
この場合は湿った土よりもサラサラしているので
土本来の頑固さ、腰の重さが緩和され
フットワークが軽かったり、柔軟な考えを持ちやすい。
金との関係

金は土にとってアピール。
己(湿土)は金をたくさん生むことができるので
庚、辛、申、酉を持つ己の人は
さながら埋蔵金が眠る畑ですね。
自分の中の才能を掘り起こして
発信する、表現して形にすることに向いていそう。
ただ、アピールって自分から生まれる子どものようなもので
子どもを立て続けに生んだお母さんが
めちゃくちゃ疲れるように、
金が多い土は疲れて痩せてしまいます。
なのでその場合は同じ湿土を足して
パワーアップさせてあげるか、
火を使って金を少し制御してあげましょう。
水との関係

土にとって水はチャレンジ。
ですが、壬だと勢いが強すぎて
畑の土を流してしまいます。
畑に雨が降ると作物もすくすく育つ…
ということで、癸や子があるといいですね。
知性(=水)を活かして世のため人のために貢献する感じ。
そして火がたくさんある畑がカラカラになったのと反対に、
水を含んだ畑の土はしっとりと重くなる、
つまりしっかりとした自分軸があり、
言い換えるとそれだけ頑固で柔軟性がない感じ。
どっちがいいとかではなくて、どちらも持ち味なので
自分の性質をしって(ここが大事!)
活かしていきましょう◎


