【十干のバランス調整法④】丁
【丁】は火の陰で「孤明」
静かに燃えるろうそくの火です。

ろうそくの火や月に例えられる丁は
十干の中で最も扱いが難しいといわれます。
月がすぐに叢雲に隠れてしまうように、
ろうそくの火が風で音もなく消えるように、
超・繊細。
ただし、マッチ一本の火でも
山火事は起き得ます。
ということで、儚げでありながら
とんでもない爆発力も秘めているのです。
土との関係

火にとって土はアピール。
薪になった木を燃やし、
自らが灰となって土壌を豊かにします。
土は自分の家や家庭をあらわすので、
日干火の人は家族や身近な友人に対して
何かしてあげたい!という気持ちが
強くなりやすいです。
そしてその人たちに対して
着実に信頼を積み重ねていくでしょうね。
また、土=土俵なので
日干火の人は身近な人に対して、
★自分と同じ視点で考えてほしい
★一緒にいてほしい、楽しんでほしい
★常に自分の手の届くところにいてほしい
という感じになりやすいかも。
アピールの数値が高いほどそうなりやすいけど、
執着すればするほど自分自身が消耗して
火が燃え尽きてしまうので、
自覚がある人は木を使って土をほぐし、
執着心をやわらげましょう。
木との関係

木は火にとって、火力を上げてくれるサポート。
丁はとても繊細な火なので、
パワーアップさせてくれる木があるといいです。
特に薪になれる甲がベストで、
乙では熱源としては力不足かも。
サポートは印星なので、
甲がある丁の人は
建設的な思考で道行きを照らしてくれる、
頼もしいたいまつのような存在になれます。
さらに、木は義理堅さや情をあらわすので
サポートが木だと身近な人や家族を大切にし、
献身的に尽くしそう。
金との関係

火にとって金はチャレンジ。
自分の力を使って金を溶かして加工し、
作品に仕上げていくようなイメージ。
庚があれば、丁の火で
いい感じに刀身が鍛えられ
切れ味鋭い名刀になります。
なので日干丁の人で庚を持っていれば、
一見繊細なんだけど、
組織や社会の中では冷静で合理的な判断を下し
たくましく世の中を渡っていけやすいです。
また、庚と甲があれば
丁の熱源である甲を切って
薪を調達することもできるので
とてもパワフルで頼もしい山男のよう。
ただ、自分で全部持っている必要はなくて
ない星は運気を活かしたり、
星を持っている人をつかまえればいいので
自分の火はどうやったら
美しく燃え上がりそうか、
バランスを考えてみるといいですよ。
水との関係
火にとって水はノルマ。
丙は壬とは特別な関係だったりするけれど、
丁にとっては水は壬も癸も不要。
ただでさえ繊細で消えやすい火なので、
少しの水でも脅威になります。
ただ、面白いのが
もし甲や乙など木の星があれば、
雨が植物を育ててくれ、それが丁の熱源となるので
知的な世界で活躍できるかも。

乙と同じく、繊細で
周りの影響を受けやすい丁。
なんせ、同じ火の丙でも、
丁にとっては自分の明るさをくらましてくる存在で
丙がある丁の人は誤解を生みやすくなったりするくらい。
なので、ほんのちょっと干支のバランスが変わるだけで
意味合いを変えるのが、丁の星を解釈する上で
難しいところでもあり、面白いところでもあります。
ただ、やはり水は火にとってノルマなので
水が多すぎると
周りの人々に遠慮しがちになったり、
自己犠牲的になりやすいかも。
その場合は木で水を吸い、
自分自身もパワーアップさせましょう。
丙は太陽なので勝手に燃えているんですが、
丁はろうそくの火=人工の火なので
材料と人の手が必要です。
火をおこすだけで手間がかかる!笑
そして、焚き火をしたことがある人は
イメージしやすいと思いますが、
火力をコントロールするのも難しいですよね。
水が掛かれば消えてしまう
(=社会的なプレッシャーに押しつぶされる)
燃え上がりすぎると大火事になる
(=周りの人を振り回し、暴走する)
ので、命式を見て
その火はどんな火なのか?
じっくり観察しながら、
コントロールするために必要なものを
取捨選択していきましょう◎


