【十干のバランス調整法①】甲
【甲】は木の陽で「直」
天に向かって真っ直ぐに伸びていく大木。

木が大きく育つためには、
太陽(丙、巳)
土壌(己、丑、未)
癸(癸、子)が必要。
いるもの多いですね!
寅か卯が日柱か月柱にあれば、
太くて立派な根っこがある、ということで
「生木」になり、好奇心や向上心が強くなります。
もしなければ「死木」となり(名前…!)
伐採された木なので、材木として活用できる
(=技術を活かした仕事に向く)となります。
土との関係

木にとって土はチャレンジ。
木を生み出す土壌なんですが、
木が生えるときに地面を割り、養分も吸うので
剋する関係と見るのですね。
土がチャレンジなので、
大きな目標を立てるときも
地に足の着いた、現実的なものになりそう。
また、自分の仕事や実績を他人に評価されるのが
モチベーションになるでしょうね。
土にはいろいろな種類があって
燥土、湿土のほかに
どの季節の土かによっても
異なる性質になります。
己、丑、未は湿土
湿り気があるのでやわらかく、
木にとって剋しやすい(=よく生えることができる)
それに対して戊、辰、戌は燥土
水気を含まない、固い岩盤のような土なので
そのままでは木が生えるのは難しいのです。
また、丑は湿土だけど冬の土なので
冷たく凍っていて、これまた木が生えるのには
向いていません。
なので木をまっすぐに大きく育ててくれるのは、
実は己だけということになります。
土自体は一番多い星なのに、条件厳しいですね!
木が育つには他にも欲しいものはありますが、
すくすく育った木はにょきにょき伸びまくって
★超自由人
★なんでもやりすぎる・つっぱしりすぎる
★成長フリークで満足できない
みたいになるかも!
あと、成長のために必要な要素が
すべて自分の命式に揃っていると、
協調性がなく、我が道をゆく感じになりやすいので
必ずしも自分で全て持っている必要はありません。
木が成長するために必要なものは、
それを持っている人に分けてもらえばいいのです。
己がなければ、持っている人と関わるとかね。
だからこそ他人が存在するんでしょうね。
火との関係

火は木にとってアピール。
自分自身が薪として燃料になり
火を燃え上がらせます。
なので日干木の人の感情表現は情熱的。
特に嬉しい、楽しい、という感情は
ストレートに表現したくなります
(というか無意識にしています)。
特に死木(寅、卯がない)の人は
自ら材木となって火を燃やす
(=自分の技術を活かして人々を楽しませる)
ことに向いているでしょうね。
また、木の人って情があると言われますが
それは木が五行の中で唯一、生命を持つものだから
というのと、もうひとつは
アピールのところが火になるからかも。
言葉や表情に温かみがあって、
周りの人に仲間意識を抱きやすいのでしょう。
金との関係

木にとって金はノルマ。
木が多すぎるようなら切ったほうが
バランスがとりやすいので、
そういうときは庚があるといいですね。
辛だとハサミなので、
木をいなすには力が足りません。
庚がなかったり、あっても辛だったりして
なおかつ木がすくすく育つ環境がそろっていれば
木の育ちすぎにやや注意。
ただ、それを活かして屋久杉のような
何千年も生きる巨木を目指すのもいいかも!
ノルマは組織、社会をあらわすので
日干木で金がある人は
組織の中で力を発揮する技術職、という感じ。
金が強すぎると自分を切りすぎる
(=自己犠牲的になりやすい)ので、
その場合はまず水を使って金の力を逃がし、
その上で木を補います。
これは「通関神」という方法で、
金が多いからといきなり火を用いると
反発して爆発してしまうので、
仲介星を使って力を逃がす、という考え方ですね。
水との関係

木にとって水はサポート。
印星にあたるので、
木の人はもともと知識欲が旺盛です。
水が多すぎると木がプカプカ浮いて
流されていってしまいます。
つまり、知識偏重の頭でっかちさんになるって感じですね。
また、サポートは親や目上の人もあらわすので
親や上司の言いなりになって
流されがちな人生になるかも。
これらに自覚があってしんどい人は、
木を増やして水を吸い、
さらに土でせき止めてあげましょう。
自分の中の好奇心や向上心を大事にして、
地に足を着け、自分軸を強くする、って感じですね。
水は水でも、癸や子がひとつあると
適度に雨が降り注いで木を育ててくれるので
ちょうどいいかも。
でも何度も言いますが、
自分にないものは持ってる人に頼ったり、
水を補う行動をすればいいんですよー。
自分が持って生まれたものを活かして、
足りないものは知恵と工夫で補いましょう◎


